【クローズアップ楽市】Vol10 出版社が挑むボードゲーム制作と支援! 三恵社ボドゲ部河上友洋さんの想い
楽市に関わる人々にフォーカスする連載記事
<クローズアップ楽市>
10人目のインタビューは、当イベントのスポンサーであり、出展もされている「三恵社」の河上さんです。
出版と印刷のプロフェッショナルでありながら、ボードゲームへの愛が深じて「つくる側」でも独自の存在感を放つサークル、三恵社ボドゲ部。
今回は、部長の河上友洋さんに、名古屋の街への想いや、自社の強みを活かしたゲーム制作、そして「即売会を楽しむコツ」まで、たっぷりとお話を伺いました!
”三恵社ボドゲ部”とは?
名古屋市北区に拠点を置く「株式会社 三恵社」の社内活動から生まれたグループです。
三恵社は、自費出版の支援や学術書の制作などを手がける出版社。
その技術を活かし、「本」や「出版」をテーマにしたユニークなゲーム制作を行うほか、同人ボードゲーム作家に向けた「小ロットからの印刷・制作支援」も積極的に行っています。「自分だけのゲームを形にしたい」クリエイターにとっても心強い、名古屋ボドゲ界の「モノづくりの味方」です。
【公式リンク】
- 公式X(旧Twitter):@sankeisha_bdgb
■ 名古屋は「面白ければ何でも受け入れてくれる」街
楽市: スポンサード、いつもありがとうございます! そして、河上さん、よろしくお願いします!
まずは地元・名古屋、そして「楽市」というイベントへの印象を教えてください。
河上友洋: よろしくお願いします。名古屋は住みやすく、多種多様な文化や食がありますよね。一言でいうと、「どんなものも面白ければ受け入れてくれる街」だと思っています。
楽市: その懐の深さ、分かります(笑)。楽市の会場の雰囲気はどうですか?
河上: 楽市もまさに、色んなボードゲームが販売されていて、お客様や出展者同士の交流も多い、素敵なイベントですよね。毎年参加していて感じますが、他のイベントよりもお客様とお話しする機会がすごく多いのが、楽市ならではの楽しさだと思います。
■ 出版社という仕事を知ってもらいたいという思いで作った思い出のデビュー作
楽市: これまで制作された中で、特に思い出深い作品はありますか?
河上: 最初に制作した『返本or実売』ですね。これは「出版社という仕事を少しでも知っていただこう」という想いで作ったゲームなんですが……正直、最初は「これ、本当に売れるのかな?」と不安でした(笑)。
楽市: かなりニッチなテーマですもんね。結果はどうでしたか?
河上: 蓋を開けてみれば、予想よりも多くのお客様に声をかけていただき、たくさん手にとっていただくことができました。あの時の驚きと喜びは忘れられないですね。
■ 今回の最推しは、すごろく×ファンタジー!
楽市: 今回のブースで、一番見てほしい作品は何でしょうか。
河上: 『ふしぎの国のアリス』です!ファンタジーの世界観が好きな方はもちろん、「すごろく」をベースにしたシステムなので、どなたでも直感的に楽しめます。ぜひ手に取ってみてください。
■ 「ボドゲ部」に入って見つけた、印刷と制作の奥深さ
楽市: 河上さんご自身は、どのようにしてボードゲームの世界にどっぷり浸かっていったんですか?
河上: 最初は友達と『人生ゲーム』や『カタン』などの有名なタイトルで遊ぶ程度だったんです。でも、三恵社に入社して「ボドゲ部」に入ってから一気に変わりました。色んなゲームに触れるうちに、「これをどう印刷するのか」「どう形にするのか」という制作側の視点が加わって、どんどんのめり込んでいきました。
楽市: お仕事と趣味が、最高の形でリンクしたんですね!ちなみに、個人的に衝撃を受けた一作を挙げるとすれば?
河上: 『デュエルボーイ』です! 僕はカードバトルが好きなので大ハマりしました。某アニメのような体験が手軽にできてしまうのが最高です(笑)。カードゲームは複雑で時間がかかるものも多いですが、『デュエルボーイ』は誰でもすぐプレイできるように調整されている。そのバランスの良さは、僕らのゲーム制作の参考にもなります。
■ SNSの重要性と、ライト層へのアプローチ
楽市: 最近のボドゲ界隈の流行について、感じていることはありますか?
河上: ライト層がすごく増えていますよね。だからこそ、すぐルールが覚えられてワイワイ楽しめるものに人気が集まっている気がします。ただ、どんなに良い作品でも「知られていない」と手に取ってもらえません。これからはSNSでの発信がますます重要になっていくな、と身を律しています。
■ 初心者さんへ:即売会は「ウィンドウショッピング」でいい
楽市: イベントにまだ行ったことがない方へ、アドバイスをお願いします!
河上: 「ウィンドウショッピング」の感覚で、まずは足を運んでみてください。「こんなボードゲームがあるんだ!」と眺めるだけでも楽しいはずです。
楽市: もし目が留まった商品があったら?
河上: 勇気を出して、出展者に「これどんなゲームですか?」と聞いてみてください!僕ら出展者はみんな、自分のゲームが大好きなので、喜んで優しく説明してくれます。HPやSNSで事前リサーチするのもいいですが、最終的には色んな方とコミュニケーションをとることが、一番の楽しみ方の秘訣だと思います。
■ 最後に:クリエイターの皆様へ
楽市: 三恵社ボドゲ部としての、今後の展望を教えてください。
河上: これからもゲーム制作を続けますが、同時に「ボードゲームの制作支援」にも力を入れていきます。 「初めて作るから、まずは小ロットで印刷したい」 「特殊な仕様にしたいけれど、どうすればいい?」 そんなクリエイターの皆さんのご要望に、出版・印刷のノウハウを活かしてお応えします。ぜひお気軽に三恵社ボドゲ部のブースへ遊びにきてください!
楽市より一言: 「面白ければ受け入れる」名古屋の精神を体現しつつ、モノづくりの確かな技術で支えてくれる三恵社ボドゲ部さん。楽市のスポンサーも継続してくださっており、本当に名古屋のボードゲームのことを考えてくれているみなさんです!
https://livepocket.jp/e/boardgame-rakuichi-5th
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