【クローズアップ楽市】Vol6 創作1年目で海外進出へ Dragon Create|桃居土竜の挑戦!

Sun, January 11 2026
【クローズアップ楽市】Vol6 創作1年目で海外進出へ Dragon Create|桃居土竜の挑戦!

楽市に関わる人々にフォーカスする連載記事

<クローズアップ楽市>

6人目のインタビューはボードゲーム界の期待の新星です!

Dragon Create(ドラゴンクリエイト)

Dragon Createは、桃居土 竜(ももいど りょう)さんによる個人サークル。 2025年春のゲームマーケットで発表した処女作『TRiNiTY(トリニティ)』が大きな反響を呼び、現在では全国の家電量販店やボードゲームショップで取り扱われる注目の新鋭です。

同作は海外企業とのローカライズ契約も進んでおり、中国本土・マカオ・香港での展開に加え、JELLY JELLY INTLのエージェント契約を通じてドイツ・エッセンなど海外展示会でも紹介されるなど、国内外で評価を広げています。

ゲームデザインだけでなく、販売方法やプロモーションまで含めて「体験」を設計するスタイルが特徴で、即売イベントを舞台にした大胆な試みも話題に。 名古屋ボードゲーム楽市には、来場者としての参加経験を経て、今回満を持して出展します。

最新情報やイベント出展情報は、サークル公式Xおよび桃居土さん個人のXアカウントで発信されています。

・X(サークル公式) https://x.com/DragonCreate_X

・X(個人) https://x.com/momoidoryo

・ボドゲーマ(制作ゲーム一覧) https://bodoge.hoobby.net/friends/138660/my_lists/1828

・Booth(販売サイト) https://doragonpeach.booth.pm/

名古屋ボードゲーム楽市には、来場者としての参加経験を経て、今回出展者として参加。 作品だけでなく、ブースそのものを含めた“体験”にも注目したいサークルです。

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■ 名古屋の印象と、楽市での“即売会デビュー”

楽市:名古屋にはどんな印象を持っていますか?

桃居土さん: 「去年2回行きましたが、本当に活気があって“THE 都会”という感じでした。 食べ物は濃い味で甘いものが多い印象ですね。味噌の濃厚さがとても印象的でした。」

楽市:名古屋ボードゲーム楽市には来場者として参加されたとか。

桃居土さん: 「実は、あれが私の“即売会デビュー”だったんです。 楽市で即売会童貞を卒業しました(笑)。 出展者さんの装飾がすごくて、会場全体が楽しそうで。 他の地方イベントより来場者が多い印象でしたね。試遊スペースは少し狭いくらい。」

■ 代表作『TRiNiTY』と、海外へ広がる道

楽市:これまでの活動で特に大きな成果は?

桃居土さん: 「やっぱり処女作『TRiNiTY』です。 ゲームマーケット春でリリースして、多くの反響をいただきました。 全国の家電量販店やボドゲショップで扱っていただけるようになり、中国本土や香港でも販売予定です。」

楽市:海外展開まで進むのはすごいですね。

桃居土さん: 「JELLY JELLY INTLさんとエージェント契約を結んで、昨年はドイツのエッセンでも紹介していただきました。 今も世界中でローカライズ交渉を進めてくれています。」

■ “密売”という奇策がバズった日

楽市:活動の中で印象的なエピソードは?

桃居土さん: 「『鮫島事件の真相』を“密売”したことですね(笑)。 イベント直前に作品が届いて、ポップを作る時間もない。 でも売りたい。 そこでSNSで『ブースには置かないけど、欲しい人にだけコッソリ売ります』と発信したんです。」

楽市:怪しすぎる(笑)。

桃居土さん: 「ゲームのフレーバーとも相性が良くてバズりました。 当日は100人以上が『例のブツください』と買いに来てくれて。 商品が並んでいないのに売れていく光景は、今でも忘れられません。」

■ 今回の最推しは『TRiNiTY』

楽市:今回の楽市での最推しは?

桃居土さん: 「もちろん『TRiNiTY』です! イベントでは特別価格で販売します。 見た目はクールで難しそうですが、実は“3つの数字を当てるだけ”のシンプルな推理ゲーム。 推理が苦手な人にこそ遊んでほしいですね。 お手軽に“脳汁ブッシャ~!”が味わえます(笑)。」

■ ボードゲームとの出会いは“バーでの衝撃”

楽市:そもそも、ボードゲームとはどう出会ったんですか?

桃居土さん: 「2024年10月、バーで飲んでいたときに大学生の男の子が自作ゲームを持ってきて『遊びませんか?』と声をかけてくれたんです。 “ゲームって作れるんだ!”と衝撃でした。 その子はバーで委託販売までしていて、バイタリティに感動しました。」

楽市:そこから創作の道へ?

桃居土さん: 「その夜は遅くまで質問攻めにして(笑)、翌日には『私も作りたい!』とルールを考えていました。 大学生にできるなら私にもできる!って。」

■ 心に残る一作『GRASP ALL』

楽市:これまで出会った中で“最高の一作”は?

桃居土さん: 「『GRASP ALL』ですね。 10分で終わる心理戦で、箱も小さくて持ち歩きやすい。 デザインもカッコよくて、初心者でもすぐ遊べる。 私の理想が全部詰まっているんです。 今は入手困難で、私はメルカリでプレ値で買いました(笑)。 このゲームにインスパイアされて『SILVER BULLET』を作りました。」

■ 九州ボドカニでの“出会いの連鎖”

楽市:イベントで印象的だった出来事は?

桃居土さん: 「九州ボードゲームカーニバルですね。 Mob+の宮野さんがテストプレイに付き合ってくれたり、 OKAZU brandの林さんと名刺交換したら、後でドイツ年間ゲーム大賞を取っていて驚いたり…。 Ryusei Gamesの中田さんとの出会いがきっかけで、仙台で即売会を共同開催することにもなりました。 HEY!のじょなさんが説明書を添削してくれたこともありました。 本当に出会いの宝庫でした。」

■ 業界の今とこれから

楽市:最近のアナログゲーム界隈の流れはどう見ていますか?

桃居土さん: 「私は活動1年目なので偉そうなことは言えませんが… まだ発展途上で、黎明期から成長期に移るタイミングなんじゃないかと。 利益が出にくい構造なので、もっと“体験”を売る仕組みが必要だと思います。 ノウハウや特別な権利など、高単価のサービスが増えれば業界はもっと発展するはず。」

■ 創作とは「提案」である

楽市:創作の楽しさとは?

桃居土さん: 「私にとって創作は“提案”です。 『こんなの思いついたけどどう?』ってユーザーに問いかける行為。 酷評も含めてフィードバックが楽しいんです。 そして、ゲームを作るだけじゃなく、パッケージや売り方まで含めて“トータルプロデュース”することが創作だと思っています。」

■ 同人の魅力は「距離の近さ」

楽市:同人アナログゲームの魅力は?

桃居土さん: 「作り手と普通に話せること。 昔はゲーム作る人って“別世界の人”だと思ってたんですが、実際はみんな普通の人。 その距離の近さこそ同人の魅力だと思います。」

■ 初めての即売会を楽しむコツ

楽市:楽市に初めて来る人へのアドバイスは?

桃居土さん: 「事前に情報を集めること! 会場で悩んでいると時間が一瞬で溶けます。 気になるサークルをチェックしておくと楽しめますよ。」

楽市:買い物や交流を楽しむ秘訣は?

桃居土さん: 「買ったゲームの遊び方は、その場で作者に聞く! 説明書を読むより絶対楽しいです。 あと、作者がいたら“サインください”って言うと喜んで書いてくれますよ。 私も書きます(笑)。」

楽市:今後の活躍がめちゃくちゃ楽しみになりました。これからも絶対注目します!! がんばってください!!

■ 今後の活動予定

  • 1/31 & 2/1:大阪 BGBE
  • 3/28:名古屋 ボードゲーム楽市
  • 4/12:仙台 ボードゲームコレクション(主催&出展)
  • 5/23:東京 ゲームマーケット春(当選すれば)

さらに―― 「今年中にクラウドファンディングで新しい体験型の企画をやりたいと思っています。 少しずつ情報を出していくので、ぜひXをフォローして待っていてください!」

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https://livepocket.jp/e/boardgame-rakuichi-5th
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