【クローズアップ楽市】Vol4 @ユニカインズ|ハヤミネコさん「考えること」や「挑戦すること」を楽しめるように作ったカードゲーム
楽市に関わる人々にフォーカスする連載記事
<クローズアップ楽市>
4人目のインタビューは今回の楽市が初参戦となる、ユニカインズのハヤミネコさんです。
ユニカインズは、「遊びながら学ぶ」をテーマにした教育向けカードゲームを制作するサークル。
代表作『ユニカインズ』は、四則演算を使いながらも、計算の得意・不得意に関係なく「考えること」「挑戦すること」を楽しめる設計が特徴です。
教育現場での実践を通じて改良を重ね、家庭・学校・イベントと、遊びの場を広げ続けています。
昨年の1月には教科書出版「東京書籍」(東京)が実施している東書教育賞で入選も果たしたそうです。
Web:https://unikainzu.base.shop/
X(旧Twitter):https://x.com/315saiko315sai?s=21&t=EaHBsgM0GMqAbU85BT9b9Q
挑戦を受け止めてくれる街、名古屋という土壌
楽市: 名古屋という街に、どんな印象を持っていますか?
ハヤミネコ: 名古屋は、挑戦する人をしっかり受け止めてくれる街だと思っています。派手さよりも「中身」や「続くこと」を大切にする空気があり、教育やものづくり、遊びの分野でも、実際にやってみて良かったものが根づいていく印象があります。 ユニカインズのように、遊びながら学ぶことを大切にしたゲームとも、とても相性のいい街だと感じました。
名古屋ボードゲーム楽市への参戦
楽市: 名古屋ボードゲーム楽市については、どのような印象をお持ちですか?
ハヤミネコ: 子ども向け・教育向けというジャンルで発表できる場所を作っていただけたことを、とても嬉しく思っています。 実際に遊んでもらいながら「これは授業で使えそう」「家族でやりたい」と言ってもらえる場で、ゲームの価値を一緒に見つけてもらえるイベントだと感じています。
子どもたちと一緒に作ってきた、机の外のゲーム
楽市: 今回は名古屋ボードゲーム楽市が初出展とのことですが、率直なお気持ちを教えてください。
ハヤミネコ: 正直、とてもワクワクしています。 ユニカインズは、机の上だけで作ったゲームではなく、実際に子どもたちと何度も遊び、悩み、改良を重ねてきたカードゲームです。「計算が苦手でも楽しい」「またやりたい」という声を、これまで何度も聞いてきました。
楽市: 今回の出展を通して、特に伝えたいことは何でしょうか?
ハヤミネコ: ユニカインズが「教材」としてだけでなく、子ども同士をつなぎ、学びのきっかけを生む“遊び”として広がっていくことを願っています。 初出展だからこそ、一人ひとりと丁寧に向き合い、ユニカインズの可能性をしっかり伝えていきたいです。
算数が苦手でも、考えることは楽しい
楽市: 今回のブースで、特に注目してほしい作品を教えてください。
ハヤミネコ: もちろん「ユニカインズ」です。 四則演算が苦手な子どもでも、「考えること」や「挑戦すること」を楽しめるように作ったカードゲームで、教育現場での実践をもとに改良を重ねてきました。
「勉強」ではなく「人と遊ぶ時間」に変わる瞬間
楽市: どんな方に手に取ってもらい、どのように楽しんでほしいですか?
ハヤミネコ: 算数に苦手意識を持つ子どもがいる保護者の方や、楽しく学ばせたいと考えている先生方に、ぜひ手に取ってほしいです。 勝ち負けを気にしすぎず、声に出して計算し、間違えても教え合う。 そんな時間を通して、算数が「勉強」ではなく「人とつながる楽しい時間」に変わっていく体験をしてもらえたら嬉しいです。
身近な遊びが、学びへとつながっていった原点
楽市: ハヤミネコさんご自身は、ボードゲームとどのように出会ってきたのでしょうか?
ハヤミネコ: 七並べやUNO、麻雀など、身近なアナログゲームが原点です。 誰でもすぐに遊べて、自然と考えたり、人と関わったりできるところに魅力を感じてきました。その感覚が教育現場での経験と結びつき、ユニカインズへとつながっています。
状況で価値が変わる――麻雀から受けた影響
楽市: これまでに出会った中で、特に衝撃を受けたアナログゲームはありますか?
ハヤミネコ: 麻雀です。 ルールは単純なのに、運・思考・リスク管理が一気に絡み合う。同じ牌でも状況によって意味が変わるところに、アナログゲームの奥深さを感じました。この感覚は、今のゲーム作りにも大きく影響しています。
勝ち負けよりも、人との時間が主役になってきた
楽市: 最近のボードゲーム・アナログゲーム界隈について、どのような変化を感じていますか?
ハヤミネコ: マーダーミステリーやTRPGの流行を見ると、勝ち負けよりも、対話や関係性そのものを楽しむ体験が求められていると感じます。 デジタルが当たり前の今だからこそ、同じ場で顔を合わせて遊ぶ時間の価値は、より大きくなっているのではないでしょうか。
「できた」が生まれる瞬間のために、創り続ける
楽市: 創作活動の楽しさや、続けている理由を教えてください。
ハヤミネコ: 誰かの反応が目の前で変わる瞬間に立ち会えることです。 「できなかったことが、できるようになる瞬間」を増やしたい。その想いが、私が創作を続ける理由です。
遊びの先に学びが残るように、現場とともに育てていく
楽市: 今後の活動予定について、ぜひ教えてください。
ハヤミネコ: 今後もユニカインズを軸に、教育現場とイベントの両方で活動を続けていきます。 遊びの先に学びが残るようなゲームづくりを、これからも続けていきたいです。
楽市: 中日新聞で取り上げられるなど、注目度もあがっています。ぜひ、教育関係者のみなさんに一度足を止めて欲しい作品ですね!

